マボロシの駄菓子 

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駄菓子の歴史の中で、原材料の減少、衛生法の強化、流行の変遷など様々な理由でなくなっていった駄菓子。
数少ない証言や資料をもとに、昭和史の風俗を覗き見たい。

その1 ギュウヒってなんだろう? その2 ニッキ貝って知ってる?
その3-1 謎が謎めくどりこ飴? その4 養老サイダーの真実

★その3-2 謎が謎めく どりこ飴★ 【続報】

【どりこ飴 続報 2008.9.5】
どりこ飴にはまだまだ解明できていない部分があります。これまでに寄せられました貴重な新情報をご紹介いたします。

【証言5】これが本命か!? どりこのきなこ飴   RIKAKOさんから情報

はじめまして、こんばんは^^
「どりこ」「駄菓子」という言葉を検索していて、貴社HPサイトにたどりつきました。 貴社サイトをとても楽しく拝読させていただいていて、ひとつ気づいた事がありましたのでお忙しいところ、お時間をとらせ失礼かとも思いましたが、メールをさせていただきました。

貴社サイト、キャラメル横丁において、★その3 謎が謎めく どりこ飴★ というお話が載っています。

この「どりこ飴」は、「どりこ」の「棒きなこ当」という商品の事ですね^^

私は下町、東京は神田生まれの江戸っ子なのですが、幼少の頃、子供たちやおばあちゃん、おじいちゃんたちの間でこの「棒きなこ」の事を、「どりこ飴」と呼んでいました。

昔は1本1円〜5円くらい(時代による)当たりくじがついていて、棒の先が赤いと当たりでもう1本です。

「どりこ」は会社の名前ではなく商品の名前で、サイトでお調べになられたとおり、グリコとは無関係、この「どりこ飴」は西島商店という会社が作っています。

西島商店は、他にもいろいろな駄菓子を作っていた記憶がありますが、今はどうなっているかは、私も存じ上げておりません。ただ「どりこ」や「にしじま」が、下町っ子の駄菓子の代名詞であったこと、今でも、東京の日暮里(にっぽり)の駄菓子屋通り(駄菓子問屋がいくつも並んだ通りがあります)で「どりこのきなこ飴」と言えば、この「棒きなこ当」が出てくることは確かです^^

どりこの棒キナコ飴 上蓋  どりこのキナコ飴 中身
写真上左 西島商店の「棒きなこ当」と同じもの(数年前、青梅の駄菓子屋さんで撮影した「どりこの棒きなこ当」です)。
写真上右 前回、串間さんが指摘されていた、帝釈天で売られているどりこ飴のイラストと同じ形状です。
キャラメル横丁で販売中の棒キナコ飴(商品番号1520 写真右下)とは形が違いますね。
棒キナコ飴




「きなこ飴」は、飛騨土産にもあり、やわらかめの「きなこげんこつ」や、硬めの「甘甘棒」(かんかんぼう)というのがあります。また「きなこ飴」としては、東京の浅草や上野のアメヤ横丁でも売られており、こちらは「どりこ」とは違い、棒のついていない、ブツ切りの飴です。



私はその懐かしさから、自宅でもきなこ飴をつくっています。
添付した画像ファイルは、先日、自宅で作った「きなこ飴」です^^

RIKAKOさんの手作りきなこ飴RIKAKOさんの手作りきなこ飴


なにか参考になれば幸いです^^
また貴社サイトにも遊びに行かせていただきますね^^長文、乱筆、失礼しました m(_ _)m  (RIKAKO/30代の江戸っ子です^^)



ありがとうございます! RIKAKOさん

これが串間さんが指摘していた帝釈天の参道で売っているどりこ飴ですね。
でも続いてドリンクの情報も寄せられました。


【証言6】健康飲料どりこの   相模原市の池田さんからの情報

前略  お宅のHPを見ていたら、「どりこ飴」が出てきて、ついで「どりこの飴」が出てきたので、思い出したので一報します。

我々の小さい頃小学生時代か、もっと前かわかりませんが、「どりこの」という健康飲料みたいなものがあった記憶が有ります。甘くて美味しい飲み物であってきれいな瓶、それも形の変わった瓶に入っていたと思います。多分、「どりこの飴」も、「どりこの」も同じ会社の製品ではないでしょうか。

お節介みたいですが、思いついたままお知らせします。 なお、私の生年は1929年です。
(相模原市 池田さん)



ありがとうございます! 池田さん


健康飲料どりこの を紹介しているサイトを見つけました。
というよりも本来は“坂“を紹介しているページ「出典:坂学会l」で、
「どりこの坂」の説明で健康飲料どりこのの詳しい内容が書かれています。
どうやらカルピスによく似た飲料のようです。貴重などりこのの箱も写真が掲載されています。
でも、この「どりこの」と「どりこ飴」の関係性はさっぱりわかりません。
もしこちらが先なら、なぜどりこ飴(どりこの飴)はキナコ味なのか?


【証言7】健康飲料どりこの   坂学会様の情報

昭和のはじめごろ、坂付近に、「どりこの」という清涼飲料水を開発した医学博士が屋敷をかまえたので、 誰いうとなく「どりこの坂」と呼ぶようになったといわれている。それまでは池山の坂といっていたという。
 松本さんの情報をもとにインターネットで調べたところ次のような記事がありましたので紹介します。
 戦前の講談社は、薬などの事業多角経営化を進めていた。昭和4年の「アイリス石鹸」に続き飲料も 発売することになった。それが軍医だった医学博士高橋孝太郎氏の発明になる「高速度滋養飲料どりこの」だ。
 「どりこの」はブドウ糖・アミノ酸を主成分として、5倍に希釈する濃縮飲料だ。
 1びん1円20銭で全国の薬局で発売。虚弱体質や腺病質のひとに効果があるとのことだ。
 この「どりこの」を講談社社長の野間清治氏の息子の恒氏が飲んでいたことが縁になり、 講談社で販売することになったわけだ。
 当時、年間100万本を販売していたが、戦争の激化とともに台湾からの砂糖輸入ルートが途絶されたため、 昭和19年で製造中止になってしまった。
 この「どりこの」を作った高橋博士の家が坂の上にあったため、いつの間にか、もともとの名前、 [池山の坂]は「どりこの坂」と呼ばれるようになったというのだ。
 ちなみに「どりこの」の味は 今のカルピスのようなものだったらしい。
(出典引用:どりこの坂とどりこのの箱の写真はコチラ



そしてさらにもうひとつ深まるのが「どりこの焼」。
今回あらためてどりこ飴情報を検索してみると、以前にはなかったのですが
「どりこの焼」というまた新たなどりこ関連モノがヒットしました。
それも長野名物だとか。


【証言8】長野名物どりこの焼

これはインターネット検索で見つけた情報です。

(出典:長野のB級グルメ「自称長野名物・「どりこの焼」の由来を探った!」)

善光寺から駅へと続く通り沿い。門前でも駅前でもない場所に、「長野名物 元祖 どりこの焼」というでっかいのれんつきの店があります。いつも気になっていましたが、長野名物にしては、ほかの場所で見たことがありません(あったら教えてください)。思い切って「どりこの焼」を買うことにしました。??

1個は75円で、予想通り、今川焼のようなあずきの入った食べ物のようです。店に入ると、おじさんがゆるやかなスピードで奥から登場。あらかじめつくってあった、ぬるい「どりこの焼」をくれました。

思い切って、「どりこの焼」の由来をおじさんに聞いてみると、「父親がつけたので分からない」といわれてしまいました。父上は故人のようで、由来はヤミの中です。??

味はやっぱり今川焼のような感じで、つぶあんがおいしかったです。店内にはイスと机がありますが、1人前(5個)食べないと座ってはいけないようでした。座るのもたいへんです。ちなみにだれもいませんでした。

どりこという言葉ですが、車で走っているとき、須坂に確か「どりこ」という居酒屋風の店があった気がします。
そうすると、「どりこ」の焼なのでしょうか。?



きなこ飴と健康飲料と今川焼風ではまったく別物ですよね。
やっぱり「どりこ」には、“甘いもの“といった意味があったのでしょうか。
謎は深まるばかりです(笑)




ちなみに棒キナコ飴なら、キャラメル横丁ではナマイ商店製を取り扱っています。棒キナコのかたちが角張っていて西島商店製とはすこし違います。

棒キナコ飴キャラメル横丁 棒キナコ飴(商品番号1520)



その1 ギュウヒってなんだろう? その2 ニッキ貝って知ってる?
その3-1 謎が謎めくどりこ飴? その4 養老サイダーの真実


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