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第7回 わたがしの食べ方
かぶりつけば口のまわりはベトベト。
指でちぎれば良いかというと、そうでもない。
ミクロ並のわたがし繊維がピトピトと口のまわりにつくわ、
オマケに指もベトベト。
何か良い方法は無い物か、考え抜いた方法とは。
”小さく丸める”ことだった。
少し裂いたのを手で丸め、それを繰り返しクリカエシ、、、
できたのが、”ミニわたがし”一口サイズがよろしいかと思う。
更につまようじをさせば、ミニお祭り気分も味わえると思う。
さて、用意はできた。製作時間およそ5分。完食時間おそよ1分。
はて?いつもの満足感がない。そしてほのかに塩気がある。
しかも、あのわたがしの命であるふんわり感もまるで消えている。
努力の結晶、手の汗で塩気を含んだ硬いわたがしは
私の手をいつも以上にベトベトにした事を忘れさせてくれた。
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第8回 駄菓子で化粧
”チョコまん”をファンデーションにして、
”チョコハブラシ”のチョコを口紅にして、
お化粧ゴッコをした事がある。
頬だけをほんわり白くし、唇を黒くして・・・・
なにやってんだか。子供ってホント不思議。
どこをどう見たって可愛くなってる化粧じゃない。
いや、そもそも化粧とは言えないが、私達はちょっとマジ。
化粧道具は化粧完了後、すぐに食される。
化粧に飽きると、頬をティッシュで拭き、唇を下で舐める。
はっきり言って、汚い。女の子の欠片も無いような行動なのに
遊び自体は女の心理からきているものだ。これまた不思議。
懐かしいやら、恥しいやら。はい、ちょっと言い訳↓
その頃は、子供用の化粧品なんて無かったんだもん!
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第9回 縮んでいく駄菓子たち
小学生の時にとってもお世話になった、駄菓子たち。
中学生にもなったら、コンビニやぁ〜スーパーだぁ〜に並ぶ
”ちょぃと洒落たお菓子さん”に惹かれてしまった。全く不覚である。
駄菓子ファンの私は、ちょぃとお高いお菓子さんに心を奪われて
しまった。
毎日毎日飽きもせず、コンビニに通う私。
駄菓子を見かける事がほとんどなくなってしまった。
どれくらい立ったか、ある日ふと、駄菓子たちの存在を思い出し店に
行った。
あれれ?あれ、あれぇ〜??えらく小さく感じる駄菓子たち。
自分がでかくなったのか、
それとも、駄菓子たちが小さくなったのか・・・。
食べても食べてもなかなか無くならない駄菓子だったはずなのに、
ぱくパクぱくんで終わってしまうような気がする。
なんだか、とっても寂しい気分になった。
それを懐かしいと思えるまでには何年か必要だった。
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第10回 インチキなアタリ棒
きなこ棒のようじの先に赤い印があるならば、アタリ。
これをインチキかましたお兄さんがおりました。
まずは、ようじに赤い細い線が入っているのを見て
「これ、アタリだよね?」と言う。
それはアタリの印ではありません。きっぱりと否定する。
あっそうと残念そうな顔。またまた、きなこ棒を買う客。
「ねぇ、ちょっと赤ペン貸してよ」
文房具も売ってるのと店番の私がガキなのをいいことに
イカサマばればれの発言をしている。
立派に赤く塗られたようじを持ってペンを返しに来た。
「はい、これアタリ。」いいえ、違います(きっぱり)
ようじの半分も塗られたアタリ棒なんて、ないやいっ。
仕方ない、本物を見せるか。アタリを客に分からないように
見分けて、きなこ棒を食べ、アタリのようじを見せる。
もう一度ペンを貸してくれと言われたのは言うまでもない。
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第11回その1 水飴で筋トレ
誰が1番早く水飴を白くする事が出来るか?
この争いは誰もがやってないかも知れないが、よくある話だ。
兄弟や幼なじみと合わせて全部で6人。勝負に使う水飴を調達。
ピンクが強そうに見えたのでそれを選ぶ。
水飴を皆ほぼ同時に割り箸に巻く。
敵が巻きつけるふりをして、こねまくるイカサマ行為をしてないか
チェックもしつつ、いい具合に自分のを巻く。
んじゃ、よ〜い、スタート!!
俺1番っ僕2番っ、声が上がるのは早い。私は3番目。
ええ〜もっかい!!巻きまきマキ・・・スタート!!
僕1番っ俺2番っ、またまた君達かい。私4番。
疲れも出てきた。何度続けてやっただろうか。
次の日、勝負を挑む者は一人もいなかった。
昨日の激しい戦いで筋肉痛という傷を負ったのだった。
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第11回その2 プチプチうらないチョコ
この駄菓子は恋人・結婚・家族・テストなどの占い項目が
チョコの1粒1粒に付いていて、全部で18種類もある(はず)。
純粋な子供の頃はこれに頼ったりもした。
まず、必要な項目をプチッとする。すると出てきたチョコを食べずに
占いの結果を見る。◎○△×の4つの結果がある(はず)。
◎と○と△ならチョコを食べれる。しかぁ〜し、×なら自分で
食べてはいけないのだ(自己流)これは運を良くするための儀式だ。
テスト項目で×が出ても出なくても関係ないので気にしない。
だが、恋人などの項目で×が出た日にゃぁ〜最悪。
オドオドするような性格でもないが、ちょっと慎重気味な行動。
でも、家族項目で◎が出た日に、親に怒られたのをきっかけに
自己流”プチプチうらないチョコ”活用を止めた。
あっけない最後。それ以来、占いは信じない事にした。
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