キャラメル横丁 -> 北名古屋市(旧・師勝町)歴史民俗資料館 企画展 -> エッセイ《きゃら@め〜る愛読者投稿》

    by 桃乃子
第1回〜第6回  第7回〜第11回  連載12回〜第16回

 第7回
 わたがしの食べ方
  
   かぶりつけば口のまわりはベトベト。
   指でちぎれば良いかというと、そうでもない。
   ミクロ並のわたがし繊維がピトピトと口のまわりにつくわ、
   オマケに指もベトベト。
   何か良い方法は無い物か、考え抜いた方法とは。
   ”小さく丸める”ことだった。
   少し裂いたのを手で丸め、それを繰り返しクリカエシ、、、
   できたのが、”ミニわたがし”一口サイズがよろしいかと思う。
   更につまようじをさせば、ミニお祭り気分も味わえると思う。
   さて、用意はできた。製作時間およそ5分。完食時間おそよ1分。
   はて?いつもの満足感がない。そしてほのかに塩気がある。
   しかも、あのわたがしの命であるふんわり感もまるで消えている。
   努力の結晶、手の汗で塩気を含んだ硬いわたがしは
   私の手をいつも以上にベトベトにした事を忘れさせてくれた。



 第8回 駄菓子で化粧
  
   ”チョコまん”をファンデーションにして、
   ”チョコハブラシ”のチョコを口紅にして、
   お化粧ゴッコをした事がある。
   頬だけをほんわり白くし、唇を黒くして・・・・
   なにやってんだか。子供ってホント不思議。
   どこをどう見たって可愛くなってる化粧じゃない。
   いや、そもそも化粧とは言えないが、私達はちょっとマジ。
   化粧道具は化粧完了後、すぐに食される。
   化粧に飽きると、頬をティッシュで拭き、唇を下で舐める。
   はっきり言って、汚い。女の子の欠片も無いような行動なのに
   遊び自体は女の心理からきているものだ。これまた不思議。
   懐かしいやら、恥しいやら。はい、ちょっと言い訳↓
   その頃は、子供用の化粧品なんて無かったんだもん!



 第9回
 縮んでいく駄菓子たち

   小学生の時にとってもお世話になった、駄菓子たち。
   中学生にもなったら、コンビニやぁ〜スーパーだぁ〜に並ぶ
   ”ちょぃと洒落たお菓子さん”に惹かれてしまった。全く不覚である。
   駄菓子ファンの私は、ちょぃとお高いお菓子さんに心を奪われて
   しまった。
   毎日毎日飽きもせず、コンビニに通う私。
   駄菓子を見かける事がほとんどなくなってしまった。
   どれくらい立ったか、ある日ふと、駄菓子たちの存在を思い出し店に
   行った。
   あれれ?あれ、あれぇ〜??えらく小さく感じる駄菓子たち。
   自分がでかくなったのか、
   それとも、駄菓子たちが小さくなったのか・・・。
   食べても食べてもなかなか無くならない駄菓子だったはずなのに、
   ぱくパクぱくんで終わってしまうような気がする。
   なんだか、とっても寂しい気分になった。
   それを懐かしいと思えるまでには何年か必要だった。


 第10回 インチキなアタリ棒
  
   きなこ棒のようじの先に赤い印があるならば、アタリ。
   これをインチキかましたお兄さんがおりました。
   まずは、ようじに赤い細い線が入っているのを見て
   「これ、アタリだよね?」と言う。
   それはアタリの印ではありません。きっぱりと否定する。
   あっそうと残念そうな顔。またまた、きなこ棒を買う客。
   「ねぇ、ちょっと赤ペン貸してよ」
   文房具も売ってるのと店番の私がガキなのをいいことに
   イカサマばればれの発言をしている。
   立派に赤く塗られたようじを持ってペンを返しに来た。
   「はい、これアタリ。」いいえ、違います(きっぱり)
   ようじの半分も塗られたアタリ棒なんて、ないやいっ。
   仕方ない、本物を見せるか。アタリを客に分からないように
   見分けて、きなこ棒を食べ、アタリのようじを見せる。
   もう一度ペンを貸してくれと言われたのは言うまでもない。



 第11回その1 水飴で筋トレ

   誰が1番早く水飴を白くする事が出来るか?
   この争いは誰もがやってないかも知れないが、よくある話だ。
   兄弟や幼なじみと合わせて全部で6人。勝負に使う水飴を調達。
   ピンクが強そうに見えたのでそれを選ぶ。
   水飴を皆ほぼ同時に割り箸に巻く。
   敵が巻きつけるふりをして、こねまくるイカサマ行為をしてないか
   チェックもしつつ、いい具合に自分のを巻く。
   んじゃ、よ〜い、スタート!!
   俺1番っ僕2番っ、声が上がるのは早い。私は3番目。
   ええ〜もっかい!!巻きまきマキ・・・スタート!!
   僕1番っ俺2番っ、またまた君達かい。私4番。
   疲れも出てきた。何度続けてやっただろうか。
   次の日、勝負を挑む者は一人もいなかった。
   昨日の激しい戦いで筋肉痛という傷を負ったのだった。



 第11回その2   プチプチうらないチョコ
  
   この駄菓子は恋人・結婚・家族・テストなどの占い項目が
   チョコの1粒1粒に付いていて、全部で18種類もある(はず)。
   純粋な子供の頃はこれに頼ったりもした。
   まず、必要な項目をプチッとする。すると出てきたチョコを食べずに
   占いの結果を見る。◎○△×の4つの結果がある(はず)。
   ◎と○と△ならチョコを食べれる。しかぁ〜し、×なら自分で
   食べてはいけないのだ(自己流)これは運を良くするための儀式だ。
   テスト項目で×が出ても出なくても関係ないので気にしない。
   だが、恋人などの項目で×が出た日にゃぁ〜最悪。
   オドオドするような性格でもないが、ちょっと慎重気味な行動。
   でも、家族項目で◎が出た日に、親に怒られたのをきっかけに
   自己流”プチプチうらないチョコ”活用を止めた。
   あっけない最後。それ以来、占いは信じない事にした。



第1回〜第6回 連載12回〜第16回

《桃乃子(もものこ)さんの自己紹介》
駄菓子との関係:祖母の「文房具屋」の看板しょってる「駄菓子屋」と生活してきて20年。幼少期には駄菓子片手にかけづりまわり、小5の時に駄菓子の食べすぎで大デブになった経歴を持つ。自分を語るのには駄菓子抜きでは語れないふかぁ〜い関係がございます☆



投稿原稿は常時受け付けています。あなたもチャレンジしませんか? 応募要綱はうぇるかむぼ〜どに記載してますので、一度ご覧ください。待ってま〜す。




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