キャラメル横丁 -> 北名古屋市(旧・師勝町)歴史民俗資料館 企画展 -> エッセイ《きゃら@め〜る愛読者投稿》

    by 猫乃ぽろ

 幸せフィリックスくん
  
  フィリックスくんガムは、子供のころから大好きでした。
  うすピンク色の生地をかむと、さっくりほっくりとした感触と一緒に甘い汁が舌の上ににじみ出します。
  あの感覚がたまらなかったものです。
  おまけに、くじつきというお楽しみまであります。
  大人になった昨今、久々にフィリックスくんを買いました。
  わくわくして包みをあけたらなんと「あたり」の紙が出てきました。
  やった!もう一個もらえる!旅行先で、友人たちと車で移動していたのですが、私は車を一度おりて買ったお店まで
  ひた走りました。
  無事にガムを手にして大満足でした。
  すっかり子供のころの、うれしい衝動につき動かされていました。
  幸せってこんな小さなところにころがってるもんなんだ、と無邪気に思ってしまいました。
2007.03.31


 うまい棒タイム
  
  仕事の合間に、同僚がうまい棒を買ってきてくれた。
  何味かと思えば、チョコレート入りのきゃらめる味!ちょっと小ぶりだけれど口に入れたら、しゅわーっととけて、
  ほどよい甘さにうっとり! うまい棒に新食感を発見してしまった。
  しょっぱい系が大好きだけれど、ティータイムにお茶といただく甘いうまい棒もいいものだ。
  忙しいさなかのさりげない同僚のはからいだったけど、その後うまい棒のことばかり考えていた私でした(苦笑)。
2006.09.28


 にんじん

  幼いころ、駄菓子屋さんへ行くと、よくにんじんの色と形をした半透明の袋に入った、一見ポップコーンのような
  お菓子が目についた。
  そのパッケージと中味を見て、私はにんじんをかなりあやしんでいた。
  にんじんの形をした袋に入っているから、にんじんの味なのかもしれない。
  けれど中味はクリーム色だし?なんなのだろう? 美味しそうというより、かなりあやしい。
  あるとき、母が買ってきた駄菓子袋のなかにそのにんじんが入っていた。
  妹、弟とジャンケンで中身をとりあうことになり、私は絶対にんじんだけは嫌だと思っていたのに、
  成り行きですっかりにんじんを選ばざるを得なくなった。
  ガーンとショックを受けつつも、おそるおそるにんじん袋のお菓子を口にすると、甘くて軽くてやさしい味がした。
  にんじん味じゃない!美味しい!
  驚きとともに、感動がひろがった。
  見た目と中味のギャップに、子供ながらにクラッとさせられたのだった。
2006.05.02


 ラーメン太郎の思い出話

  オレンジ色のベタな背景に、ボクサーの太郎が描かれたパッケージが目印のスナックラーメン。味が濃すぎず、
  量も多すぎずで愛食しているが、最近友人と話題になった。
  小さいころ、ラーメン太郎をカップラーメンと思いこみ、器に入れた後でお湯をかけて食べようとした。
  けれど味は薄くなるわ、メンはふにょふにょで白くなるわ、スープなんぞお湯に塩味がついただけになるわ、さんざん。
  でも子供心ならではだったのでしょう。友人と懐かしいねえと笑いながらいろいろ話した。
  酒の肴にも駄菓子話題はいいもんだ。
2006.03.06


 うまい棒にまつわるエトセトラ

  なにかとおまけでもらうことが多いのがうまい棒。路上アンケートに答えてうまい棒。
  くじ引きの参加賞でうまい棒。ええ、それでも欲しいんですうまい棒。
  お正月の大福引大会に家族で参加した。1から5まで等があって、5等がうまい棒。会場には長蛇の列ができて、
  大にぎわい。
  けれど途中で4等までの賞品が品切れに。並んだお客さんには5等のうまい棒がサービスされることになった。
  そこでうまい棒の取り合いがはじまる。
  チーズ味、たこ焼き味、めんたいこ味、コーンポタージュ味の4種類。
  私もたこ焼き味目当てに並ぶ。
  それまで並んでいた人たちは不満をあらわにすることなく、解散することもなく、子供も大人も関係なくこぞって
  うまい棒を取り合う。
  たかが5等、されどみんな欲しいんですうまい棒。たこ焼き味美味しかった♪
2006.01.03

《猫乃ぽろさん》
最近はあちこち、駄菓子のテーマパークができたりしているのでよく覗きにゆきます。
でも昔からある駄菓子屋さんの魅力にはかないませんねえ!
駄菓子文学賞で作品がノミネートされていたのに驚きました!
嬉しいものです。
またいろいろ書きたいと思います!


※TULLY'S COFFEE 主催の絵本コンテスト「タリーズ ピクチャーブックアワード2006」で、猫のぽろさんの書かれた絵本「パンのみみくん」(絵:坪井樹里さん)がこども賞を受賞されました。(2007年3月)



投稿原稿は常時受け付けています。あなたもチャレンジしませんか? 応募要綱はうぇるかむぼ〜どに記載してますので、一度ご覧ください。待ってま〜す。




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