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《○-7》
駄菓子屋さんで○ものを思い出してみよう。ボール、ビー玉、ビー玉より2まわり程大きいスマートボールの白い玉、あめ玉、輪なげの輪、おはじき、ペコちゃんのホーロー看板、夕焼け色の太陽、はだか電球のほのかなあかり。そして、少年たちの遊びの代表格であった「しょうや」。
「しょうや」もしくは「めんこ」は、子供どうしで戦うこと、負けることの悔しさ、そしてなにより、負けることで物を失い、勝つことで物を得る事を学ぶ機会でもあった。
勝つためにはどうやって「しょうや」を地面に叩つけるか、形は、ロウを塗ったりなどの細工は、と考える事も学んだ。
「しょうや」には基本的に、丸形と長方形があり、大きさは様々であった。
昭和40年代にはいると、丸い物には直径20センチ程の反則とも思われる大きな物もあった。
描かれている図柄には、時代性がよく現われており、戦前は、軍人や戦車、飛行機などが、戦後昭和30年代以降は、漫画等の人気キャラクターがよく使われた。
最近、ベイブレードとしてベーゴマが再起したように、しょうや(めんこ)も新たな形で、今の子供たちに向けて商品が送り出されているようである。
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《○-8》
駄菓子屋さんで○ものを思い出してみよう。ボール、ビー玉、ビー玉より2まわり程大きいスマートボールの白い玉、あめ玉、輪なげの輪、おはじき、ペコちゃんのホーロー看板、夕焼け色の太陽、はだか電球のほのかなあかり。そして、思わず手を突っ込みたくなるあめ玉のはいった丸いガラス瓶。
駄菓子屋さんでは、様々なお菓子がガラス瓶におさめられて売られている。
全体が球形をしたガラス瓶の他、四角い瓶、背中が猫の背のように曲がった瓶、そして、猫瓶とも呼ばれるまさに猫の形、招き猫風の瓶などがある。
球形の古いガラス瓶は、吹きガラスの手法で作られておりガラス製品として鑑賞するに耐えるほど美しいものでもある。そこの部分に吹きガラスの特徴であるガラスをねじ切ったような跡が残っている。
猫瓶も最近、レプリカというか昔風に作られてものが出回っている。一見してガラスの質の違いでわかるように、最近作られたものは使われるガラスの質が良すぎて、たしかにクリアーな透明ではあるが、古くて質の悪いガラスがもつ質感はなかなか出せないようである。
気泡が混じり色ムラのあるようなガラスが放つ懐かしい光をもつガラス瓶はあまり見かけなくなった。(続く)
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《○-9》
駄菓子屋さんで○ものを思い出してみよう。ボール、ビー玉、ビー玉より2まわり程大きいスマートボールの白い玉、あめ玉、輪なげの輪、おはじき、ペコちゃんのホーロー看板、夕焼け色の太陽、はだか電球のほのかなあかり。
スマートボールの白い玉。前にスマートボールについては書いたことがあるが、先日、この白い玉について耳にしたことがあるので忘れないうちに書きたしてみる。
スマートボールの珠はガラスでききている。少しかけてしまった玉をみると、鋭利な断面を見ることができガラス製であることがわかる。
話しを伺ったのは、80歳くらいの方で、昭和30年頃、建具店に勤めてみえた方。建具を作る際にでるガラスの破片や、古ガラスをパチンコで有名な正村が回収し、スマートボールの玉を作るのに使っていたということだ。
スマートボールが最盛期であった昭和20年代から30年代にかけて、大量に必要となる白いガラス玉を作るのには、古ガラスやガラス片がリサイクルとして用いられていたようだ。
当時、スマートボールで遊んだ少年たちは、玉の原料について考える機会はなかっただろうが、モノ、材料を大切にし、より安価に、リサイクルが行われていた。
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《○-10》
駄菓子屋さんで○ものを思い出してみよう。ボール、ビー玉、ビー玉より2まわり程大きいスマートボールの白い玉、あめ玉、輪なげの輪、おはじき、ペコちゃんのホーロー看板、夕焼け色の太陽、はだか電球のほのかなあかり。
10円。10円玉。幼い頃10円は大金であった。おこづかいとして、10円を手にしたとき、何を買おうか、その刹那はわくわくした。昭和26年に発行された10円玉は、今日まで私たちの財布から消えることなく活躍している。
最近は、10円玉の側面にぎざぎざが付いたものは見かけなくなったが、時折、自動販売機などのお釣りとしてきざきざの付いた10円玉が出てくると、思わず使わずに取って置こうと思ったりもする。昭和26年から昭和33年までこのスタイルであった。
紙幣や硬貨はその時代のニーズにともなって発行される。10円札、100円札、1000円札などが流通するなか、10円という単位が利用頻度が高く、日常的に使われるようになったことから10円硬貨が誕生したのだろう。
それでは、昭和30年頃の10円玉の活躍ぶり、10円玉を手にすることで得られた期待感を思い起こしてみよう。
少年の頃、少女の頃、10円玉を持って出かけたところといえば、まずは、駄菓子屋さんだろうか。お菓子やおもちゃ、くじ、当てものなど5円とか10円と入った数字が目に入ってきた。1つが5円、10円の場合もあったが、いくつかまとめて10円といった値段が付けられている場合も多かった。
子どもにとって10円は貴重なおこづかいであったが、駄菓子屋さんへ行くと、10円のものを10円で買うより、10円でくじや当てものと呼ばれる10円を払って、箱のなかに何が入っているかは分からないけれど、10円以上の価値を求めてつい、そちらにおこづかいをつぎ込んでいた。
結果として、10円もしくは、それ以下の結果に終わることが多かった。
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[連載第11回] 《日光写真》
子どもの頃、何とも不思議で、興味をそそられた遊びの一つに日光写真がある。地球ゴマとともに科学玩具の代表である。
資料館の受付では、10年ほど前から日光写真の体験をおこなっており、小学生の人気を集めている。
なかには、ほぼ毎日のように日光写真を作りにくる子もいる。また、できあがった日光写真を大切に保管し、時折、その束を見せにくる子もいる。
日光写真は、何も写っていない印画紙に絵柄の印刷された薄い紙(種紙)をのせて光を当てると、その絵柄が紙に写しだされるというものだ。
仕かけは、光が当たると感光して色が濃くなる紙にある。資料館では、白黒写真をプリントする印画紙を用いているため、電球の光でも1〜2分程度でできあがる。
昔は、10分くらい太陽の光に当てておかなければならなかった。感度や印画紙の違いである。
種紙と呼ばれる絵柄の印刷された紙には、人気の漫画キャラクターや時代劇、テレビの人気者などが描かれており、白い部分が光を通し黒く、黒い部分が光を遮って白く印画紙に写し出されるわけである。
おおむね40歳以上の方は子どもの頃に体験し、30代は学校の理科の実験や、学習雑誌の付録についていたといわれることが多い。
日光写真は、写真機になる箱と種紙、印画紙がセットで20〜30円ぐらいで売られていた。
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