あの頃、小学校も中学校もみんな木造で、ほとんどは2階建てでした。床を掃除していたとき、節くれだった床板の表面が磨り減ってでこぼこしていたの見て、拭き掃除のしすぎで床が抜けるのではないかと心配したことを思い出しました。
木造の校舎は、暗黙のうちに、モノを大切にする心と歴史や伝統の重みを教えてくれていたように思います。
昨年見たテレビの海外旅番組で、たしかフィンランドの漁師町だったと思いますが、オール木造の2階建ての商店街(モール)が紹介されていました。たいへんおしゃれなつくりで、住人たちの心あたたまる交流と街を愛する気持ちがレポートされていました。もちろん建物の維持管理には気を遣っているようでしたが、みなさん、ふだんからそれを楽しみながら生活している様子がわかり、見ている私も心があたたまりました。
いま、日本の林業も構造的な不況だそうですが、もっともっと木造住宅があってもいいと思いますね。
|