昭和オールディーズ 昭和20~40年代

昭和オールディーズ


キャラメル横丁 -> 昭和オールディーズ/昭和日常博物館企画展
駄菓子の全盛期は一般に昭和20~40年代といわれています。この時期の日本は、20年代前半こそ敗戦後のどん底をさまよっていましたが、後半は急速に経済が拡大して高度成長時代へと発展、さらに終盤には昭和元禄!?の最盛期を迎えるに至りました。
キャラメル横丁では昭和20年代から40年代までを勝手に『昭和オールディーズ』と名づけさせていただき、駄菓子を中心に当時の世相や、その中で駄菓子のはたした役割などについて、みなさんといっしょに考えていきたいと思っています。

昭和オールディーズ

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北名古屋市歴史民俗資料館 その34
北名古屋市歴史民俗資料館にて年3回開催される企画展をご紹介するコーナーです。

時を超える驚異の昭和ノスタルジック・エジプト柄コレクション
大エジプト・柄・展

  平成27年7月4日(土)~平成27年9月23日(水) 9:00-17:00 入場無料
休館日:月曜日、第3日曜日、月末日、特別整理期間


※   ☆   ※      ※   


古代エジプトは、紀元前3000年頃に始まった第1王朝から紀元前332年にアレクサンドロス大王によって滅ぼされるまでの時代のことです。古代エジプトでは3種のエジプト文字が使われており、その1つがヒエログリフ(hieroglyph、聖刻文字、神聖文字)でした。この象形文字はエジプトの遺跡に多く記されていましたが、長い時の経過の中で、紀元4世紀頃に読み方が忘れ去られていました。

再び日の目を見ることになったのは、1500年後の19世紀、仏・古代エジプト学の研究者シャンポリオンが1799年に発見されたロゼッタ・ストーンに書かれているヒエログリフの解読の成功したのがきっかけでした。

これは世紀の大発見といわれ、ナポレオンのエジプト遠征(1798~1801)に続く話題を呼び、ヨーロッパ中で大きなエジプトブームが巻き起こりました。大英博物館、ルーブル博物館をはじめ、ドイツ、イタリアなど、世界の博物館がこぞってエジプト美術品を収集しただけでなく、オペラ「アイーダ」が作られたり(ヴェルディ作曲、1871初演)、建築や家具のデザインに採り入れられたりと、各方面に大きな影響を与えたのです。


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わが国でのブームは明治になって間もなくの頃でした。日本の近代化の歩みは西洋文明との出会いとともに始まったとされていますが、ほぼ時を同じくして入ってきたエキゾチックなエジプト文明も、西洋文明に勝るとも劣らない強烈なインパクトを与えたのではないでしょうか。

その後、広告や商標など、あちらこちらでピラミッドや椰子の木などが使われるようになりました。
さらに、大正11年(1922)にツタンカーメン王墓が発見されたことで、布地のエジプト柄から本の装丁、アルバムのデザインなどに急速に広がっていきました。

そして戦後の経済成長の中で開催された、昭和38年(1963)の「エジプト美術五千年展」、昭和40年(1965)の「ツタンカーメン展」の大成功で、空前のエジプトブームが襲来!
気がつけば、商業デザインから小物雑貨、ファッションまで、あらゆる暮らしの中にエジプトフレーバーが溶け込んでいました。

今回の企画展は、昭和30~40年代に流行った異国情緒満載の“エジプト柄”にスポットをあてています。

私たちがなぜエジプトに親近感を覚えるのか、その理由が今わかりました。


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昭和日常博物館内 企画ブース




   






昭和30~40年代につくられた書籍やモノたち




古墳の棺やロゼッタ・ストーンを型どった雑貨たち


昭和30~40年代は日本でエジプトが大ブームだった!
子ども向けの雑誌まで

オペラ「アイーダ」 ストーリーの舞台はエジプト
主人公は隣国エチオピアのお姫様
ベイシティローラーズに参加していた
イアン・ミッチェルがその後につくったバンド名が
なんと「ロゼッタ・ストーン」でした



上;ショッピングの紙袋
右上;コーヒー茶碗セット
右横;お土産に多かった飾り物




おしゃれな昭和のミセス服も…


スカート生地がエジプト柄







エジプト柄は“和装”にも大々的に採り入れられました



ぼんやり見てるとエジプト柄であることに気づきませんね


ポシェット

羽織

扇子

布巾



蚊帳の裾飾りにも


もちろん 棺 ではなく、衣装ケースです


近くで見るとこんなに派手、だけどシックに決まってます
 ← 左の黄金色の    
着物が上の写真 ↑


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昭和30~40年代は手作りファッションの時代でもありました
着物の縫製にも当然ミシンが大活躍したはず
シンガーミシンはスフィンクス図像を入れたエジプト文様のデコールによる
装飾で奥様たちに人気でした

シンガーの手回し式ミシン

そういえば、ミシン本体の形も、どことなくスフィンクスに似ています
シンガーの創業社長はエジプトファンだったのかな



台座の上にもスフィンクス

1921年 米ニュージャージー製

目の前にスフィンクス!



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北名古屋市歴史民俗資料館





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昭和ノスタルジックコレクション

『大エジプト・柄・展』は平成27年9月23日まで


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