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●親子あてでもある花串カステラ
キャラ:「梅田製菓のジャンボリングというのはあまり見かけませんが…。」
社長:「これは主に当てもんで出してるんですよ。ドーナツ当てといって、ジャンボリングが大当たりですね。最近は当てもんの種類も減ってきてるみたいですけど。」
●今は亡きマボロシの花串カステラの兄弟
キャラ:「花串カステラはいろいろアレンジができそうな気がするんですけど、チョコ花串とかコーヒー花串とか…。」
社長:「10年くらい前になるかな。生地の中にチョコを入れた花串を作ったことがあります。それから本来の花串にチョコをコーティングしたものも作りましたね。今でもナガイさんがバナヤンとかでチョコがけのカステラを作ってますよ。チョコが溶けない冬場だけの商品だけど。型を変えたこともあったんだけど、一時は売れても長続きしないんだよ。物珍しさだけではだめだね。結局、定番だけが今残ってます。」
●メーカーみんなが助け合い関係
キャラ:「花串カステラのメーカー間の競争関係なんてあるんですか?」
社長:「注文が間に合わない時は、問屋さんは他のメーカーさんのものを納めることがあります。基本的に型は一緒なのであんまり外観が変わらないんですよ。花串は手作業だから注文に間に合わないことがあるんですが、そういう時は他のメーカーさんのものでも型が似ているからそういうことができるんです。だから同業メーカーとの競争みたいなことも花串メーカーでは皆無ですね。 手仕事だからどこかが独占するほど大量生産できないんです。花串は卵を入れるお菓子なんで、夏は日持ちの関係で冬場の7割程度に生産が落ちます。花串は盆過ぎから春先までの冬場の商品ですね。結局、卵が入ってるからカビやすいという問題があるんですよ。うちと小牧のナガイさんが6メーカーの中でもトンネル釜とか連続釜といった機械で焼いてますので比較的大量生産できますが、その他のメーカーさんは差し釜を使ってます。ナガイさんところも美濃鎌の系列ですよ。美濃鎌の弟子が6人くらいいたらしくて、今残ってるのはうちとナガイさんとこくらいかな。現在ある他のメーカーは、うちから出たりしてます。花串は、冬場は90日くらい日持ちします。1日の生産量は1万2千本から1万5千本くらいですね。」
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